J-05-02 / 05 つなぐ / Shipbuilder
造船技能者(造船工、船舶艤装工等)
別名: 造船工、造船鉄工、船体ブロック組立工、船大工、船舶内張工、船舶艤装工、船舶機関部艤装工、船舶居住部艤装工、船舶甲板部艤装工、船舶検査工、船舶塗装工、船舶配管工、船舶配線作業員[1]
鋼材などを切断・加工し、溶接でつないで船体を組み立て、航行に必要な設備・機器を取り付けて船舶を建造する仕事。船体をつくる船殻工程と、機関や設備を取り付ける艤装工程に大きく分かれます。
- Code / 図番
- J-05-02
- Stage / 工程
- 05 つなぐ
- job tag 掲載名
- 造船技能者(造船工、船舶艤装工等)
- 統計の対応分類
- 鉄工、製缶工
- 解説の更新年度
- 2022
- Checked / 確認日
- 2026-10-28(job tag データ取得日)
主要な数値職業分類単位の全国値
- 賃金(年収)
- 506.6万円
- 446.1591.7
- 年齢
- 43.5歳
- 41.045.3
- 有効求人倍率
- 7.24倍
- 0.697.24
- 就業者数
- 53,660人
- 36,120485,760
物差しの両端は掲載19職業の値の最小と最大、灰色の目盛りは他の職業、朱の線がこの職業です。出典: job tag 統計データ欄[3](統計の詳細)
情報の区分
- ①公式の本文・データで確認: job tag の解説・数値データ、法令の条文、技能検定の実施職種一覧など、出典の本文で確かめた内容
- ②未検証: 出典の本文で確かめられていない内容。このページには掲載していません
- ③当サイトの整理: 工程の区切り・設備の種類のまとめ方・職業の近さの計算など。事実ではなく見方の提案です
この仕事の要点
① 公式の本文・データで確認
- job tag の解説では、船舶はオーダーメイドが基本で、船体をいくつかのブロックに分けて組み立てる「ブロック建造法」は日本で開発され、世界の主流になっているとされています。[1]
- 罫書・切断・加工・溶接の多くは機械化されていますが、船首・船尾の複雑な曲面は人手で加熱と冷却を繰り返す撓鉄(ぎょうてつ)で加工すると解説されています。[1]
- 船体の大きさや種類によりますが、一般に引き渡しまで 8 か月から 2 年あまりかかるとされています。[1]
工程の中の位置(当サイトの整理)
- 01 型をつくる
- 02 溶かして固める
- 03 圧して形にする
- 04 削って仕上げる
- 05 つなぐ
- 06 表面を整える
- 07 組み立てる
- 08 確かめる
- 09 設備を守る
仕事の工程図
job tag の解説とタスクを、作業の流れに沿って並べ直しました。
① 公式の本文・データで確認③ 当サイトの整理
工程 1: 原図と罫書
船体構造の型である原図をつくり、鋼材に印字装置などで罫書きする。現在は CAD のデータが自動罫書装置に送られる
- 船体構造の型である原図を作成する。58.6%
- 鋼材に印字装置等で罫書きする。58.6%
工程 2: 切断と曲げ
ガス・プラズマ・レーザーや NC 自動切断装置で切断し、組立に必要な形状に加工する。プレス機やベンディングローラーで曲げ、複雑な曲面は撓鉄で加工する
- 鋼材をガス、プラズマ、レーザーで組立に必要なサイズに溶断する。72.4%
- 鋼材をNC自動切断装置で切断する。55.2%
- 切断された鋼材を組立に必要なサイズ・形状に加工する。79.3%
- 曲げ加工で、船の様々な曲線部に応じてプレス機やベンディングローラーによる圧延・加圧を行う。62.1%
- 船首や船尾の複雑な線形を人手のよる加熱と冷却を繰り返して加工する僥鉄(ぎょうてつ)という技術で曲げ加工する。55.2%
工程 3: 小・中・大組立
加工した部材を溶接でつなぐ小組立から、中組立、船体をブロックに分けた大組立へ進む。溶接の手直しはディスクグラインダーなどで行う
- 加工された部材は、アーク溶接、ガス溶又はアルミニウム溶接等により繋ぎ合わされて組み立てる(小組立)。72.4%
- ディスクグラインダー等により溶接の手直し作業を行う。82.8%
- 小組立でできあがった小組立部品同士や他の加工部品を組み合わせてより大きな部分を組み立てる(中組立)。69.0%
- 船体をいくつかのブロックに分けたブロックを作る大組立を行う。69.0%
- 自動溶接ロボットを利用して大組立を行う。51.7%
工程 4: 搭載と総組立
完成したブロックを大型搬送台車で運び、大型移動クレーンで吊り上げて船台やドックに搭載し、溶接でつなぎ合わせる
- 完成した各ブロックを大型搬送車等で屋外に搬送し、大型移動クレーン等で吊り上げ、建造船台やドッグの中に順次、搭載する。58.6%
- 搭載された各ブロックを組み合わせ溶接し、ブロックをつなぎ合わせる総組立を行う。58.6%
- 各ブロックを組み合わせ溶接するために自動溶接ロボットを利用する。48.3%
工程 5: 艤装
船体艤装・機関艤装・電気艤装の工事を行う。ブロック艤装・ユニット艤装で艤装品を取り付ける
- 航行に必要な設備・部品を取り付ける船体艤装(操舵機、係船装置、荷役装置、各種配管)工事を行う。65.5%
- 航行に必要な設備・部品を取り付ける機関艤装(主機、発電機、ボイラー、プロペラ)工事を行う。65.5%
- 航行に必要な設備・部品を取り付ける電気艤装(電気配線、電気機器)工事を行う。65.5%
- ブロックを組み立てる過程で船舶艤装品を取り付けていく。69.0%
- 関係する艤装品同士をまとめてユニット化しておき、ブロックに取り付ける。62.1%
工程 6: 塗装と進水後の艤装
錆止めと外板の上塗り、喫水標などの船体塗装を行う。進水後は岸壁で操舵室・居住区の内装、配管・配線の最終工事、装置・機器の着装を行う
- 錆止めを塗り、外板の色の上塗りや喫水標等を表す船体塗装を行う。69.0%
- 進水式後岸壁に係留する等により、操舵室や居住区の内装・装飾工事を行う。62.1%
- 進水式後岸壁に係留する等により、先行艤装工事で設置されていたパイプ類や配線の最終的結束・工事を行う。65.5%
- 進水式後岸壁に係留する等により、その他必要な装置・機器の着装等最終的な船内艤装を行う。62.1%
工程 7: 海上試運転
速度試験などの作動試験と、操舵機・機関主機・航海計器などの機能検査で、設計どおりの性能かを確かめてから船主に引き渡す
- 最終完成させた後、海上試運転に移り、操舵機・機関主機・航海計器等各種機器の機能検査を行い、設計どおりの性能が満たされているか確認する。58.6%
- 最終完成させた後、海上試運転に移り、速度試験等各種装置作動試験を行い、設計どおりの性能が満たされているか確認する。58.6%
工程の区切りと並びは、job tag の解説とタスク一覧をもとにした当サイトの整理です。各工程の下の文は job tag のタスクで、数字はこの職業で働く人のうちそのタスクを実施している人の割合(実施率)[2]。
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の解説「どんな職業か」(2022 年度更新・2026-10-29 確認)を当サイトが要約[1]
船殻工程と艤装工程
job tag の解説は、鋼材による一般的な新造船の建造を例に説明しています。木造船・FRP 船は建造工程が多少異なるとされています。
① 公式の本文・データで確認
A
船殻(せんこく)工程
板材・型鋼などの鋼材を切断・加工し、溶接で接合して船体の構造物をつくる。原寸図面の作成・罫書・切断・穴開け・撓鉄・組立・接合・はつりなど
NC自動切断機ベンディングローラーアーク溶接機
B
艤装(ぎそう)工程
航行や運搬に必要な駆動機関・設備・機器・居住区画をつくって取り付ける。機関部・甲板部・居住部・電気関係・配管関係の艤装がある
C
ブロック艤装とユニット艤装
ブロックを組み立てる過程で艤装品を取り付けるブロック艤装と、関係する艤装品をまとめてユニット化してからブロックに取り付けるユニット艤装。艤装品の多い機関室などではユニット艤装が使われる
D
撓鉄(ぎょうてつ)
船首や船尾の流れるような複雑な曲面を、人手による加熱と冷却を繰り返して曲げる。機械化できない職人技とされる
ガスバーナー
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の解説「どんな職業か」(2022 年度更新・2026-10-29 確認)を当サイトが要約[1]
道具と設備
job tag の解説に挙げられた、よく使う道具・機材を設備の種類ごとに。種類から同じ設備を使う職業へ移れます。
① 公式の本文・データで確認③ 当サイトの整理
| 品番 | 種類 | job tag の記載 | 同じ種類を使う職業 |
|---|---|---|---|
| T-01 | プレス機械機械・設備 | 大型プレス機 | 金属プレス工、鍛造工/鍛造設備オペレーター、汎用金属工作機械工(旋盤工など) |
| T-02 | 溶接機器(トーチ・溶接棒)機械・設備 | 自動溶接ロボット、アーク溶接機、ガス溶接機、TIG(ティグ)溶接機、溶接棒、溶接用トーチ、溶接用保護面 | 溶接工 |
| T-03 | 自動装置・制御盤機械・設備 | 自動溶接ロボット | 金属プレス工、鍛造工/鍛造設備オペレーター、めっき工、電子機器組立 |
| T-04 | クレーン・ホイスト機械・設備 | 移動式クレーン、天井クレーン、ゴライアスクレーン、フォークリフト | めっき工、生産用機械組立 |
| T-05 | CAD/CAM・コンピューター情報技術 | タブレット、CADシステム | 金型工、NC工作機械オペレーター、汎用金属工作機械工(旋盤工など)、産業用ロボットの設置・設定、検査工(工業製品)、産業用ロボットの保守・メンテナンス |
| T-06 | 手工具・電動工具・切削工具工具 | ディスクグラインダー | 鍛造工/鍛造設備オペレーター、NC工作機械オペレーター、汎用金属工作機械工(旋盤工など)、溶接工、生産用機械組立、電子機器組立、配電盤・制御盤等組立 |
| T-07 | 保護具・作業服保護具 | 革手袋 | 鋳造工/鋳造設備オペレーター、鉄鋼製造オペレーター、鍛造工/鍛造設備オペレーター、NC工作機械オペレーター、汎用金属工作機械工(旋盤工など)、溶接工、めっき工、配電盤・制御盤等組立、検査工(工業製品)、非破壊検査技術者 |
| T-08 | その他 | 設計図、仕様書、水平器、ICタグ、レーザー、NC印字装置(自動罫書装置)、NC自動切断機、ベンディングローラー、ガスバーナー、専用ライター、可燃ガスボンベ、酸素ボンベ、圧力調整器、遮光マスク、防護マスク、防護服、足カバー、安全帽(ヘルメット)、大型搬送台車、高所作業車、各種艤装・塗装用の機器等 | — |
「job tag の記載」は job tag の解説の「よく使う道具、機材、情報技術等」の欄のとおりです[1]。種類のまとめ方と「同じ種類を使う職業」は当サイトの整理で、掲載19職業の記載どうしを照らし合わせたものです。記載がない道具を使わないという意味ではありません。
つくるものと職場
① 公式の本文・データで確認
つくるもの・使われる先
- コンテナ船・LNG 船・原油タンカー・自動車専用船・バルクキャリア・重量物運搬船・カーフェリー・旅客船・漁船・作業船・海洋調査船・巡視船・艦艇など
- 船舶は数万の部品で構成され、オーダーメイドが基本
勤務先
- 造船メーカーとその関連会社。大企業から中小企業まで多様
- 東京湾沿岸、大阪湾・伊勢湾沿岸、瀬戸内海全域、別府湾から豊後水道にかけての沿岸、長崎県沿岸に多く、北海道・新潟県・宮城県などにも一部ある
- 大きな船舶を建造する地域には請負企業が集まっている
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の解説「どんな職業か」(2022 年度更新・2026-10-29 確認)を当サイトが要約[1]
働く環境
「仕事の性質」の回答の平均(1〜5。数値が大きいほど、その状況が多い・強い)。
① 公式の本文・データで確認
出典: job tag 数値データ「仕事の性質」[2]
解説に書かれた職場の様子
- 労働時間は朝から夕方の 8 時間程度、土日の週休 2 日制、正社員が一般的
- 総組立までは屋内で作業し、ブロックは屋外に運んで搭載する。塗装は高所作業車で行う部分も多い
- 自動罫書・NC プラズマ自動切断・自動溶接ロボット・大型プレス機の導入や全天候型造船工場など、作業環境の改善が進んでいる
- 造船業の就業者は約 7〜8 万人で、そのうち現場で働く技能者は約 4.7 万人(2025 年時点)
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の解説「労働条件の特徴」(2022 年度更新・2026-10-29 確認)を当サイトが要約[1]
統計で見る
job tag の統計データ欄の全国値。職業そのものではなく、対応する職業分類の統計です。
① 公式の本文・データで確認
| 項目 | 全国(職業分類単位) | 元の統計 |
|---|---|---|
| 就業者数 | 53,660人 | 令和2年国勢調査 |
| 賃金(年収) | 506.6万円 | 令和7年賃金構造基本統計調査 |
| 労働時間(月) | 169時間 | 令和7年賃金構造基本統計調査 |
| 年齢 | 43.5歳 | 令和7年賃金構造基本統計調査 |
| 1時間当たり賃金(一般労働者) | 2,258円 | 令和7年賃金構造基本統計調査。残業代・賞与を含む |
| 1時間当たり賃金(短時間労働者) | 1,625円 | 令和7年賃金構造基本統計調査。残業代・賞与を含まない |
| 求人賃金(月額) | 26.0万円 | ハローワーク求人統計 令和7年度 |
| 有効求人倍率 | 7.24倍 | ハローワーク求人統計 令和7年度 |
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の統計データ欄(2026-10-29 確認)。job tag が令和2年国勢調査・令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成した値と、ハローワーク求人統計の値です[3]。都道府県別の値と留意事項は job tag で確認できます。
なるには・キャリアの経路
① 公式の本文・データで確認
- 01
入職
特段の学歴や専攻は問われない。造船科や工業系の高校の卒業者が比較的多いが、工業系以外の学科卒も多い。未経験者・無資格者の中途採用もある
- 02
研修と資格
指導員の実務指導とスキルアップ講習で技能を身につけ、必要な資格を取る。業界団体の技能研修センターで新人研修と専門技能研修が行われている
- 03
独り立ち
一例では、撓鉄作業や溶接作業で独り立ちするには 5 年以上の経験が必要と言われる
- 04
その先
各係の主任、班長(10 年以上の経験が目安の一例)、職長・組長を経て、チーム長・安全衛生部門の監督者・工場長などの管理職になる場合もある
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の解説「就くには」(2022 年度更新・2026-10-29 確認)を当サイトが要約[1]
学歴(この職業で働く人が多いと感じる学歴)
入職後の訓練期間
周囲の特別なサポートがなくても仕事ができるようになるまでの期間(回答の割合・上位3)
入職前の訓練期間が「特に必要ない」: 23.8%[2]。必須の条件ではありません。
これからの変化
- 世界の海上輸送量は増加傾向で、国内でもトラック輸送を船や鉄道に振り替える政策が進められ、船の役割は大きくなると予想されている
- 政府は事業再編や生産性向上で事業基盤の強化を進め、ゼロエミッション船や自動運航船などの技術で非価格競争力を高めるとしている
- 撓鉄など高度な人手の技術の伝承が課題で、映像記録で可視化・数値化して分析する研究も行われている
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の解説「労働条件の特徴」(2022 年度更新・2026-10-29 確認)を当サイトが要約[1]
知識・スキル・興味
job tag「しごと能力プロフィール」の平均値(上位6項目)と、この職業で働く人の興味の型。
① 公式の本文・データで確認
知識(0〜5)
スキル(0〜7)
job tag 数値データ(ver.7.00)でこの職業のスキル値は空欄です。推測で補っていません。
[2]job tag のデータには、一部の調査票でサンプルサイズ不足のフラグがあります(2022年度_B票、2022年度_C票、2023年度_B票)。
求められる資質
- プロジェクトとしての建造を支えるチームワーク、他の担当者との調整・協調、情報伝達とコミュニケーションの力
- ものづくりへの関心、機械・器具の操作に親しみを持てること、根気強さ
- 巨大で重い対象をクレーンで吊り上げ、高所で作業するための、正確で慎重な操作・判断力・注意力と集中力
- 立ち仕事や特定の姿勢での作業のための一定の体力
出典: job tag「造船技能者(造船工、船舶艤装工等)」の解説「就くには」(2022 年度更新・2026-10-29 確認)を当サイトが要約[1]
興味の型
job tag 数値データでこの職業の「興味」の値は空欄です。推測で補っていません。
資格・講習・法令
法令で決まっている要件(朱)と、技能の証明として評価される資格(青)を分けています。法令の要件は、その業務を行う場合にだけ関係します。
① 公式の本文・データで確認
可燃性ガスと酸素による溶接・溶断・加熱の業務
可燃性ガスと酸素で溶接・溶断・加熱を行う場合。対象: 可燃性ガスと酸素を用いて金属の溶接・溶断・加熱を行う業務。[5]
労働安全衛生法施行令 第20条第10号
つり上げ荷重1トン以上の移動式クレーンの運転
つり上げ荷重1トン以上の移動式クレーンを運転する場合。対象: つり上げ荷重1トン以上の移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く)。[5]
労働安全衛生法施行令 第20条第7号
つり上げ荷重1トン以上のクレーン等の玉掛け
つり上げ荷重1トン以上のクレーンなどの玉掛けを行う場合。対象: 制限荷重1トン以上の揚貨装置、つり上げ荷重1トン以上のクレーン・移動式クレーン・デリックの玉掛け。[5]
労働安全衛生法施行令 第20条第16号
最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転
最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転する場合。対象: 最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転(道路上の走行を除く)。[5]
労働安全衛生法施行令 第20条第11号
作業床の高さ10メートル以上の高所作業車の運転
作業床の高さ10メートル以上の高所作業車を運転する場合。対象: 作業床の高さが10メートル以上の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く)。[5]
労働安全衛生法施行令 第20条第15号
溶接技能者(溶接技能者評価試験)
溶接の技能を証明する資格として(job tag の関連資格欄にアーク溶接技能者の基本級・専門級)。JIS Z 3801(手溶接)・JIS Z 3841(半自動溶接)などの規格に基づく評価試験。適格性証明書の有効期間は1年で、サーベイランスと再評価で更新する[7]
job tag に掲載されている関連資格
アーク溶接技能者(専門級)、アーク溶接技能者(基本級)、ガス溶接技能者、溶接士技量資格、ガス溶接作業主任者、アルミニウム溶接技能者(専門級)、アルミニウム溶接技能者(基本級)、溶接管理技術者1級、溶接管理技術者2級、溶接作業指導者、自由研削砥石特別教育修了、移動式クレーン運転士、クレーン・デリック運転士(クレーン限定)、クレーン・デリック運転士(限定なし)、玉掛技能者、フォークリフト運転技能者、高所作業車運転技能者、船舶電装士、主任船舶電装士、船舶電装管理者、航海用レーダー整備士、航海用無線設備整備士、主任技術者(小型船造船)[1]
job tag の関連資格欄の一覧です。当サイトで制度の詳細を確認したものは上の表に載せています。
関係する団体・機関
- 国土交通省 海事局
- 一般社団法人 日本造船工業会
- 一般社団法人 日本中小型造船工業会
- 一般社団法人 日本船舶電装協会
- 一般財団法人 日本海事協会
- 一般社団法人 日本溶接協会
- 一般社団法人 軽金属溶接協会
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会
- 建設業労働災害防止協会
- 公益社団法人 ボイラ・クレーン安全協会
job tag の解説データの「関連団体」欄の一覧(名称とリンク先は job tag の記載のまま)[1]。資格・講習・業界の最新の情報は、各団体の案内で確認してください。
免許を受けた者や技能講習を修了した者など、決められた資格を持つ人でなければ事業者が就かせてはならない業務(労働安全衛生法 第61条第1項・施行令 第20条)。 危険・有害な業務に労働者を就かせるときに、事業者が行わなければならない安全衛生の特別の教育(労働安全衛生法 第59条第3項・労働安全衛生規則 第36条)。 具体的に必要な教育・資格は、業務の内容と勤務先の指示で確認してください。
よくある質問
① 公式の本文・データで確認
造船の溶接に必要な資格は?
job tag によると、アーク溶接やガス溶接を行う場合は法律で定められた講習の修了が必要です。船舶建造の溶接技術には日本海事協会が認定する「溶接士技量資格」があり、関係団体が認定するアルミニウム溶接技能者、溶接管理技術者、溶接作業指導者などもあるとされています。溶接士技量資格とアルミニウム溶接技能者の制度の詳細は、当サイトではまだ確認していません。
一人前になるまでどのくらいかかりますか?
job tag の解説にある一例では、曲げ工程の撓鉄作業や溶接作業で独り立ちするには 5 年以上、その部門の班長として部下を指導するまでには 10 年以上の経験が必要と言われています。
どこで働くことが多いですか?
job tag によると、勤務先は造船メーカーとその関連会社です。就業場所は東京湾沿岸、大阪湾・伊勢湾沿岸、瀬戸内海全域、別府湾から豊後水道にかけての沿岸、長崎県沿岸に多く、北海道・新潟県・宮城県などにも一部あります。
近い職業と、その理由
技能・知識の得意な項目の並びが似ている順。共通する項目・設備・工程を根拠として示します。
③ 当サイトの整理
- 配電盤・制御盤等組立J-07-030.74
ともに掲載職業の平均より高い: 輸送・設計・建築・建設。ともに低い: 生産・加工。
比較表で並べる - 産業用ロボットの設置・設定J-07-050.69
ともに掲載職業の平均より高い: 建築・建設・輸送・教育訓練。同じ種類の設備: CAD/CAM・コンピューター。
比較表で並べる - 産業用ロボットの保守・メンテナンスJ-09-010.49
ともに掲載職業の平均より高い: コンピュータと電子工学・建築・建設・教育訓練。ともに低い: 生産・加工。同じ種類の設備: CAD/CAM・コンピューター。隣り合う工程。
比較表で並べる
近さは、job tag の製造の仕事に関わるスキル 22 項目と知識 12 項目の値を、掲載19職業の中で標準化して比べた値です(−1〜1。1 に近いほど得意な項目の並びが似ている)。当サイトの計算で、仕事の難しさや待遇の近さではありません[2]。
違いを解説したページ
- 造船技能者(造船工、船舶艤装工等)と溶接工の違い溶接でつなぐ仕事と、溶接で船体を組み、艤装まで担う仕事
出典
- [1]独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月28日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成 shigoto.mhlw.go.jp/User/download
利用条件: job tag 利用規約 第9条(ダウンロードデータは編集・加工・再集計等の二次利用が可能。ファイル名・バージョンを含む出典の記載が必要) - [2]独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月28日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成 shigoto.mhlw.go.jp/User/download
利用条件: job tag 利用規約 第9条(同上) - [3]出典:job tag(厚生労働省職業情報提供サイト)。job tag の注記による元の統計:令和2年国勢調査、令和7年賃金構造基本統計調査(いずれも job tag が加工して作成)、ハローワーク求人統計(令和7年度) shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/
利用条件: job tag 利用規約 第8条(出典を明示した引用)。数値は職業ではなく職業分類単位の統計 - [4]e-Gov 法令検索(デジタル庁)「労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)第14条・第59条第3項・第61条第1項」(2026-10-28 確認) laws.e-gov.go.jp/law/347AC0000000057
- [5]e-Gov 法令検索(デジタル庁)「労働安全衛生法施行令(昭和47年政令第318号)第6条・第20条」(2026-10-28 確認) laws.e-gov.go.jp/law/347CO0000000318
- [6]e-Gov 法令検索(デジタル庁)「労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第36条」(2026-10-28 確認) laws.e-gov.go.jp/law/347M50002000032
- [7]一般社団法人日本溶接協会(JWES)「溶接技能者資格 制度紹介」(2026-10-28 確認) www.jwes.or.jp/qualifications/wo/scheme/
本文は上記の資料を当サイトが要約したものです(job tag の解説文の転載ではありません)。タスク・数値・別名・関連資格は job tag のダウンロードデータを加工して掲載しています。