J-07-01 / 07 組み立てる / Production Machinery Assembler

生産用機械組立

工作機械や産業用ロボットなどの生産用機械を、設計図に基づいて組み立てる仕事。重量物の据付け、ユニット組立、配線・配管、組立調整、顧客の工場での据付けまでを担います。

Code / 図番
J-07-01
Stage / 工程
07 組み立てる
job tag 掲載名
生産用機械組立
統計の対応分類
はん用・生産用・業務用機械器具組立工
解説の更新年度
2019
Checked / 確認日
2026-10-28(job tag データ取得日)

主要な数値職業分類単位の全国値

賃金(年収)
522.5万円
年齢
42.3歳
有効求人倍率
1.66倍
就業者数
334,370人

物差しの両端は掲載12職業の値の最小と最大、灰色の目盛りは他の職業、朱の線がこの職業です。出典: job tag 統計データ欄[3](統計の詳細)

01

この仕事の要点

  1. 特注の単品や多品種少量の機械では、1人またはチームで完成品まで組み立てる「セル生産方式」が使われる、と job tag は解説しています。[1]
  2. 社内検査に加えて顧客が立ち会う検査があり、顧客の工場で解体・搬入・復元して最終確認をする場合があります。[1]
  3. 最終工程のため前工程の遅れが残業・休日出勤につながることがあり、海外での納品・組立では出張もあるとされています。[1]

工程の中の位置(当サイトの整理)

  1. 01 型をつくる
  2. 02 溶かして固める
  3. 03 圧して形にする
  4. 04 削って仕上げる
  5. 05 つなぐ
  6. 06 表面を整える
  7. 07 組み立てる
  8. 08 確かめる
  9. 09 設備を守る
02

仕事の流れ(タスク)

job tag のタスク一覧。右の数字は、この職業で働く人のうちそのタスクを実施している人の割合(実施率)です。

  1. 現地調査をする。66.7%
  2. 図面に基づいて、必要な治工具を整備し、部品がそろっているかどうか確認する。90.7%
  3. 組み立てる部品を検査する。79.6%
  4. 機械の骨格となる重量物を据え付けるためにクレーンなどを運転する。61.1%
  5. 要素組立部分の組立(ユニット組立)をする。85.2%
  6. 組み立てたユニットを本体部分に取り付けるためにクレーンやリフトを操作する。61.1%
  7. ユニット間の結合や付属品の取付をする。87.0%
  8. 油圧や空気圧で駆動する機械の装置と機械を結合する配線や配管をする。79.6%
  9. 組立調整作業を行い、組立てた機械が検査仕様どおりの性能を発揮し、正しく作動するかどうかを確認する。85.2%
  10. 組み立てた機械が、新しい用途に適応できるかを試験する。72.2%
  11. 解体して、現地で組み立てる。61.1%
  12. 納品した顧客に出向き、機械の修理および保守点検などをする。 72.2%
  13. 生産工程や、工場の設備・レイアウトを設計する。66.7%
  14. 基礎技術の開発や、その研究発表を行う。53.7%

job tag の注記のとおり、並び順は必ずしも実際の作業順ではありません。[2]

03

働く環境

「仕事の性質」の回答の平均(1〜5。数値が大きいほど、その状況が多い・強い)。

立ち作業3.4
座り作業3.1
空調のきいた屋内作業4.0
空調のきいていない屋内作業2.7
屋外作業1.6
一般的な保護・安全装備の着用3.2
厳密さ、正確さ3.6
同一作業の反復3.3
他者とのかかわり3.6
グループやチームでの仕事3.1

出典: job tag 数値データ「仕事の性質」[2]

04

統計で見る

job tag の統計データ欄の全国値。職業そのものではなく、対応する職業分類の統計です。

対応する主な職業分類: 厚生労働省編職業分類の「はん用・生産用・業務用機械器具組立工」等
項目全国(職業分類単位)元の統計
就業者数334,370人令和2年国勢調査
賃金(年収)522.5万円令和7年賃金構造基本統計調査
労働時間(月)162時間令和7年賃金構造基本統計調査
年齢42.3歳令和7年賃金構造基本統計調査
1時間当たり賃金(一般労働者)2,474円令和7年賃金構造基本統計調査。残業代・賞与を含む
1時間当たり賃金(短時間労働者)1,776円令和7年賃金構造基本統計調査。残業代・賞与を含まない
求人賃金(月額)25.3万円ハローワーク求人統計 令和7年度
有効求人倍率1.66倍ハローワーク求人統計 令和7年度

出典: job tag「生産用機械組立」の統計データ欄(2026-10-28 確認)。job tag が令和2年国勢調査・令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成した値と、ハローワーク求人統計の値です[3]。都道府県別の値と留意事項は job tag で確認できます。

05

なるには・育成

入職の前に確認すること

  1. 入職に学歴や資格は特に必要とされない、と job tag は解説しています(工業系高校・専門学校の卒業生が多い)。[1]
  2. 新人研修と OJT を経て、4〜5年の経験で一人前と見なされるとされています。[1]
  3. クレーン操作や溶接などを行う場合は、作業に応じた法令上の要件があります。[1]

学歴(この職業で働く人が多いと感じる学歴)

高卒52.0
大卒32.0
高専卒16.0
専門学校卒8.0
短大卒8.0
高卒未満4.0
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)4.0
博士課程卒0.0

入職後の訓練期間

周囲の特別なサポートがなくても仕事ができるようになるまでの期間(回答の割合・上位3)

1ヶ月超~6ヶ月以下24.0
1ヶ月以下18.0
必要でない(未経験でも即戦力となる)12.0

入職前の訓練期間が「特に必要ない」: 54.0%[2]。必須の条件ではありません。

06

知識とスキル

job tag「しごと能力プロフィール」の平均値(上位6項目)。

知識(0〜5)

機械2.40
生産・加工2.38
工学1.50
設計1.44
数学1.42
物理学1.20

スキル(0〜7)

傾聴力3.40
読解力3.21
道具、機器、設備の選択3.02
クオリティチェック2.93
説明力2.88
文章力2.86

[2]

07

資格・講習・法令

法令で決まっている要件(朱)と、技能の証明として評価される資格(青)を分けています。法令の要件は、その業務を行う場合にだけ関係します。

就業制限業務

つり上げ荷重5トン以上のクレーンの運転

つり上げ荷重5トン以上のクレーンを運転する場合。対象: つり上げ荷重5トン以上のクレーン(跨線テルハを除く)の運転。[5]

労働安全衛生法施行令 第20条第6号

就業制限業務

最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転

最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転する場合。対象: 最大荷重1トン以上のフォークリフトの運転(道路上の走行を除く)。[5]

労働安全衛生法施行令 第20条第11号

特別教育

つり上げ荷重5トン未満のクレーンの運転

つり上げ荷重5トン未満のクレーンを運転する場合。対象: つり上げ荷重5トン未満のクレーンなどの運転。[6]

労働安全衛生規則 第36条第15号

特別教育

最大荷重1トン未満のフォークリフトの運転

最大荷重1トン未満のフォークリフトを運転する場合。対象: 最大荷重1トン未満のフォークリフトの運転(道路上の走行を除く)。[6]

労働安全衛生規則 第36条第5号

技能検定(国家検定)

仕上げ技能士

技能の証明として(機械組立仕上げ作業)。令和8年度: 前期に1・2級と3級(機械組立仕上げ作業)、後期に特級。[7]

job tag に掲載されている関連資格

フォークリフト運転技能者、特級仕上げ技能士、1級仕上げ技能士、2級仕上げ技能士、溶接技能者、クレーン・デリック運転士(クレーン限定)、陸災防フォークリフト荷役技能検定1級、陸災防フォークリフト荷役技能検定2級[1]

job tag の関連資格欄の一覧です。当サイトで制度の詳細を確認したものは上の表に載せています。

免許を受けた者や技能講習を修了した者など、決められた資格を持つ人でなければ事業者が就かせてはならない業務(労働安全衛生法 第61条第1項・施行令 第20条)。 危険・有害な業務に労働者を就かせるときに、事業者が行わなければならない安全衛生の特別の教育(労働安全衛生法 第59条第3項・労働安全衛生規則 第36条)。 具体的に必要な教育・資格は、業務の内容と勤務先の指示で確認してください。

08

よくある質問

機械組立の技能検定は?

job tag は技能検定の「仕上げ技能士」を関連資格に挙げています。令和8年度は、仕上げの機械組立仕上げ作業が前期に1・2級と3級で実施職種として掲載されています。

09

生産用機械組立と電子機器組立を比べる

出典

  1. [1]独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月28日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成 shigoto.mhlw.go.jp/User/download
    利用条件: job tag 利用規約 第9条(ダウンロードデータは編集・加工・再集計等の二次利用が可能。ファイル名・バージョンを含む出典の記載が必要)
  2. [2]独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月28日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成 shigoto.mhlw.go.jp/User/download
    利用条件: job tag 利用規約 第9条(同上)
  3. [3]出典:job tag(厚生労働省職業情報提供サイト)。job tag の注記による元の統計:令和2年国勢調査、令和7年賃金構造基本統計調査(いずれも job tag が加工して作成)、ハローワーク求人統計(令和7年度) shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/
    利用条件: job tag 利用規約 第8条(出典を明示した引用)。数値は職業ではなく職業分類単位の統計
  4. [4]e-Gov 法令検索(デジタル庁)「労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)第14条・第59条第3項・第61条第1項」(2026-10-28 確認) laws.e-gov.go.jp/law/347AC0000000057
  5. [5]e-Gov 法令検索(デジタル庁)「労働安全衛生法施行令(昭和47年政令第318号)第6条・第20条」(2026-10-28 確認) laws.e-gov.go.jp/law/347CO0000000318
  6. [6]e-Gov 法令検索(デジタル庁)「労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第36条」(2026-10-28 確認) laws.e-gov.go.jp/law/347M50002000032
  7. [7]中央職業能力開発協会(JAVADA)「令和8年度 技能検定(前期)実施職種(作業)一覧/同(後期)」(2026-10-28 確認) www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken/giken_jisshi_itiran.html

本文は上記の資料を当サイトが要約したものです(job tag の解説文の転載ではありません)。タスク・数値・別名・関連資格は job tag のダウンロードデータを加工して掲載しています。