J-03-02 / 03 圧して形にする / Plastic Molding Operator

プラスチック成形

別名: プラスチック圧縮成形工、プラスチック射出成形工、プラスチック押出成形工、プラスチック積層成形工、プラスチック手造り成形工、プラスチック熱成形工、プラスチック発泡成形工、プラスチックブロー成形工、プラスチックロール圧延工、原料プラスチック加工設備オペレーター、プラスチック研磨設備オペレーター、プラスチック裁断設備オペレーター、プラスチック成形設備オペレーター、プラスチック製品製造設備オペレーター、プラスチック接合設備オペレーター、プラスチック切削設備オペレーター[1]

熱で溶かしたプラスチックを金型などで成形し、冷やして製品にする仕事。金型の取付け、温度・圧力・速度などの成形条件の設定、試運転、連続運転の監視と検査を担います。

Code / 図番
J-03-02
Stage / 工程
03 圧して形にする
job tag 掲載名
プラスチック成形
統計の対応分類
プラスチック製品製造工
解説の更新年度
2019
Checked / 確認日
2026-10-28(job tag データ取得日)

主要な数値職業分類単位の全国値

賃金(年収)
458.2万円
年齢
43.0歳
有効求人倍率
5.34倍
就業者数
298,880人

物差しの両端は掲載12職業の値の最小と最大、灰色の目盛りは他の職業、朱の線がこの職業です。出典: job tag 統計データ欄[3](統計の詳細)

01

この仕事の要点

  1. 成形法には圧縮・射出・押し出し・ブロー・真空・発泡などがあり、製品によって成形機が異なる、と job tag は解説しています。[1]
  2. 成形工程は自動化が進み、仕事は機械の監視が中心になっているが、基本的な技術と知識は欠かせないとされています。[1]
  3. 連続運転のため3交替制がとられるケースが多いと解説されています。[1]

工程の中の位置(当サイトの整理)

  1. 01 型をつくる
  2. 02 溶かして固める
  3. 03 圧して形にする
  4. 04 削って仕上げる
  5. 05 つなぐ
  6. 06 表面を整える
  7. 07 組み立てる
  8. 08 確かめる
  9. 09 設備を守る
02

仕事の流れ(タスク)

job tag のタスク一覧。右の数字は、この職業で働く人のうちそのタスクを実施している人の割合(実施率)です。

  1. 試作品を作るためにプラスチック材料を選定する。72.9%
  2. 試作品を制作し、不具合を調べて量産できるように条件を検討する。79.2%
  3. 成形機のプレスベッドに金型やその他の装備品を置いて固定し、接続ラインを取り付ける。72.9%
  4. 打ち抜き型を機械に取り付けるか、打ち抜き皮を圧縮して離型剤で覆う。56.3%
  5. 温度や圧力、溶けた材料の射出速度などの成形条件を決定するために仕様書を確認する。79.2%
  6. 成形条件を成形機にセットし、仕様どおりに製造できるように試運転して調節する。81.3%
  7. 処方に従って、へらと混合装置を使用して、触媒、熱可塑材料、着色料を混合する。54.2%
  8. 連続運転の成形機に材料を補充する。83.3%
  9. 製品の成形を行う機械を操作し、機械の運転状態を監視して調整する。83.3%
  10. 手動工具とエアホースを使用して、打ち抜き型や金型から加工品を取り外す。64.6%
  11. 製品の表面や寸法の欠陥を計測器を使用して測定する。83.3%
  12. ナイフを使用して部品から余分な材料を取り除く。62.5%
  13. 製品の個数を重さで計算し、袋または箱に梱包する。85.4%
  14. スクラッププラスチックを再利用するために研削して粉にする。68.8%
  15. 成形用ロボットのプログラムを作成する。60.4%
  16. 機械と付属装置を保守、点検する。83.3%

job tag の注記のとおり、並び順は必ずしも実際の作業順ではありません。[2]

03

働く環境

「仕事の性質」の回答の平均(1〜5。数値が大きいほど、その状況が多い・強い)。

立ち作業3.4
座り作業2.8
空調のきいた屋内作業3.8
空調のきいていない屋内作業2.9
屋外作業1.8
一般的な保護・安全装備の着用2.9
厳密さ、正確さ3.2
同一作業の反復3.2
他者とのかかわり4.1
グループやチームでの仕事3.0

出典: job tag 数値データ「仕事の性質」[2]

04

統計で見る

job tag の統計データ欄の全国値。職業そのものではなく、対応する職業分類の統計です。

対応する主な職業分類: 厚生労働省編職業分類の「プラスチック製品製造工」等
項目全国(職業分類単位)元の統計
就業者数298,880人令和2年国勢調査
賃金(年収)458.2万円令和7年賃金構造基本統計調査
労働時間(月)163時間令和7年賃金構造基本統計調査
年齢43.0歳令和7年賃金構造基本統計調査
1時間当たり賃金(一般労働者)2,121円令和7年賃金構造基本統計調査。残業代・賞与を含む
1時間当たり賃金(短時間労働者)1,261円令和7年賃金構造基本統計調査。残業代・賞与を含まない
求人賃金(月額)23.1万円ハローワーク求人統計 令和7年度
有効求人倍率5.34倍ハローワーク求人統計 令和7年度

出典: job tag「プラスチック成形」の統計データ欄(2026-10-28 確認)。job tag が令和2年国勢調査・令和7年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成した値と、ハローワーク求人統計の値です[3]。都道府県別の値と留意事項は job tag で確認できます。

05

なるには・育成

入職の前に確認すること

  1. 入職に学歴や資格は特に必要とされないが、機械・電気・化学の知識があると有利、と job tag は解説しています。[1]
  2. 仕上げや包装の作業から始め、材料の補給をしながら成形条件の設定を学ぶとされています。[1]
  3. 自分で条件を設定して様々な製品を作れるようになるには数年の経験が必要とされています。[1]

学歴(この職業で働く人が多いと感じる学歴)

高卒48.0
大卒34.0
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)12.0
専門学校卒10.0
短大卒6.0
高卒未満2.0
高専卒0.0
博士課程卒0.0

入職後の訓練期間

周囲の特別なサポートがなくても仕事ができるようになるまでの期間(回答の割合・上位3)

必要でない(未経験でも即戦力となる)18.0
1ヶ月超~6ヶ月以下18.0
1年超~2年以下16.0

入職前の訓練期間が「特に必要ない」: 70.0%[2]。必須の条件ではありません。

06

知識とスキル

job tag「しごと能力プロフィール」の平均値(上位6項目)。

知識(0〜5)

生産・加工2.78
機械2.08
工学1.50
数学1.46
化学1.40
事務処理1.36

スキル(0〜7)

傾聴力3.06
説明力2.89
指導2.89
読解力2.80
クオリティチェック2.54
合理的な意思決定2.51

[2]

07

資格・講習・法令

法令で決まっている要件(朱)と、技能の証明として評価される資格(青)を分けています。法令の要件は、その業務を行う場合にだけ関係します。

技能検定(国家検定)

プラスチック成形技能士

技能の証明として。令和8年度: 前期に1・2級(射出成形作業は実技を前期・後期実施)、後期に特級・1・2級・3級(射出成形作業)。[4]

job tag に掲載されている関連資格

特級プラスチック成形技能士、1級プラスチック成形技能士、2級プラスチック成形技能士、3級プラスチック成形技能士、1級強化プラスチック成形技能士、2級強化プラスチック成形技能士[1]

job tag の関連資格欄の一覧です。当サイトで制度の詳細を確認したものは上の表に載せています。

免許を受けた者や技能講習を修了した者など、決められた資格を持つ人でなければ事業者が就かせてはならない業務(労働安全衛生法 第61条第1項・施行令 第20条)。 危険・有害な業務に労働者を就かせるときに、事業者が行わなければならない安全衛生の特別の教育(労働安全衛生法 第59条第3項・労働安全衛生規則 第36条)。 具体的に必要な教育・資格は、業務の内容と勤務先の指示で確認してください。

08

よくある質問

プラスチック成形技能士の試験はいつ実施されていますか?

中央職業能力開発協会の令和8年度の実施職種一覧では、前期に圧縮成形・射出成形・インフレーション成形・真空成形作業の1・2級(射出成形作業の実技は前期・後期に実施)、後期に特級と、射出成形・ブロー成形作業の1・2級、射出成形作業の3級が掲載されています。

09

プラスチック成形と金属プレス工を比べる

出典

  1. [1]独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月28日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成 shigoto.mhlw.go.jp/User/download
    利用条件: job tag 利用規約 第9条(ダウンロードデータは編集・加工・再集計等の二次利用が可能。ファイル名・バージョンを含む出典の記載が必要)
  2. [2]独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 簡易版数値系ダウンロードデータ ver.7.00」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月28日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成 shigoto.mhlw.go.jp/User/download
    利用条件: job tag 利用規約 第9条(同上)
  3. [3]出典:job tag(厚生労働省職業情報提供サイト)。job tag の注記による元の統計:令和2年国勢調査、令和7年賃金構造基本統計調査(いずれも job tag が加工して作成)、ハローワーク求人統計(令和7年度) shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/
    利用条件: job tag 利用規約 第8条(出典を明示した引用)。数値は職業ではなく職業分類単位の統計
  4. [4]中央職業能力開発協会(JAVADA)「令和8年度 技能検定(前期)実施職種(作業)一覧/同(後期)」(2026-10-28 確認) www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken/giken_jisshi_itiran.html

本文は上記の資料を当サイトが要約したものです(job tag の解説文の転載ではありません)。タスク・数値・別名・関連資格は job tag のダウンロードデータを加工して掲載しています。